煙突の設置が欠かせない薪ストーブや暖炉のメンテナンス用品

煙突の設置が欠かせない薪ストーブや暖炉のメンテナンス用品

煙突はその家に薪ストーブや暖炉があるという証です。
寒い冬にはパチパチ燃える炎の周りで暖かく過ごすことができますし部屋や家全体の温度を急速に上げることもできます。
薪を燃やしたり着火材を使用したりしますので窓を開けるなどの換気と煙を逃がすための煙突が必要で、ストーブ温度計などを使用して周辺の温度を60度以下に保つよう配慮します。
ストーブ用温度計の測定可能温度は0度から450度で特殊マグネット吸着式になっていますので高温になるストーブ本体に取付けることもできます。
摂氏・華氏で温度表記され摂氏150度から300度が適正温度ですので、燃焼中は時々温度をチェックして調整しながら使用します。
また、ストーブや煙突周辺の可燃材に60度を越える熱が長時間加わると可燃材は低温炭化という状態になり発火の恐れも出てきますので、適正な温度管理をすることが大切です。
また、定期的に煙突掃除をすることもススによる詰まりから起こる煙道火災などの事故を防いだり、長持ちさせる秘訣です。

さまざまな知恵と技術を集めて作られる日本製の煙突

日本特有の気候や使用期間・使用目的などを考慮して知恵と技術を集めて作られた日本製の煙突には、さまざまな工夫が見られます。
素材はサビなどにも強いステンレス製が多く、ハゼ折り加工で仕上げられたローコストなものが広く重宝されています。
一重タイプと二重タイプがあり、二重は中空の空気層断熱式になっていますので効率よく煙突の表面温度を低減させることができます。
ハゼ折り加工仕上げのものには直筒タイプ・エビ曲タイプT曲タイプなどがあり全て耐熱温度は700度までで、設置場所や周辺状況に応じて選ぶことができます。
耐熱ステンレスウェザートップは風の強い場所や風圧帯などで使用する逆風止め回転式のドラフターで、風向・風力により排煙口が風方向と逆向きになることで、自然な排煙を可能にします。
また、山間や海岸地域など風が強いエリアや風圧帯で煙突を使用する際の、煙が逆流してしまう状態を改善します。
年間を通して気温が低い・朝晩と日中の温度差が大きいという地域で使用される煙突には結露防止用のアダプターを設置します。

物理的・数学的検知から煙突は設計して造られる

煙突が担う役目は、物の燃焼によって生じる高熱による上昇気流の原理で上方へと排気を導いて上空高く排出することです。
現在残されている記録の上では14世紀頃のヨーロッパに歴史の残るような煙突が登場し、多くの家庭でも石炭を使うようになった16世紀頃から積極的に造るようになりました。
さまざまな工場などでも導入するようになったことで、排出される煙や排気には人体や環境に良くない物質なども含まれるようになったためより高い場所へ排気をしようと煙突もどんどん高さを増していきました。
高いほど排出ガスに含まれる大気汚染物質などの濃度が地表に落ちてくるまでに広く拡散されて薄まることから、排出ガス濃度の低減対策や脱硫・脱硝・集塵の1つとして煙突を高くすることを推奨してきました。
煙突の移り変わり
近年では高い位置から排出しても大気汚染物質の総量が削減されるわけではないことが調査や研究結果から分かっているため燃やしても大気汚染物質を出さない資源の使用やリサイクル・リユースなどにも取り組んでいます。