ナレーションとはどんな仕事

ナレーションとはどんな仕事

ナレーションとはどんな仕事のことをいうのでしょうか。
皆さんが一番身近に感じているのは、テレビでの語りや解説を行っているナレーターのお仕事でしょうか。
テレビの仕事だけでもたくさんの種類がありますね。
コマーシャルのナレーションから、バラエティ番組の進行役や、ドキュメンタリーでのそれは、その番組自体の印象を決める重要な役どころでもあります。
もちろん、各テレビ局のアナウンサーたちもナレーションのプロです。
彼らもTPOに合わせて声のトーンやカラーを使い分けていたりします。
つまり人の声というのは、聴く人たちにとってもとても重要なポイントとなるパーツということになります。
さてそれではどんな人たちがこの仕事をしようと思うのでしょうか。
声を商売にしようと思う人というのは、学生時代に言葉で物事を伝えるのが好きな人、たとえば放送部に所属していたり、声がきれい、かっこいいと褒められた経験のある人や、滑舌に自信のある人などが多いようです。
相手の耳、いや心に確実に届けることのできる人がナレーションという仕事を目指すことになるのでしょう。

ナレーション業界のイメージ

もっと身近なところにナレーションを感じるところがあります。
それは毎日会社へ通うときに使うであろう交通手段の中です。
通勤電車、バス、飛行機だってそうです。
もちろん車掌さんだってナレーションをしていると言えますね。
ただ、生声ではなく、事前に録音された「いい声」の案内がそれと言えます。
あれも、テレビのコマーシャルと同じく、電鉄会社や航空会社などが依頼してあらゆるパターンのものを事前に録音しているのです。
それはそれは沢山の路線があるわけですから仕事の数は半端ない量ですね。
たまにテレビなどでも話題になるのが、どこどこ線のアナウンスが渋いとかキレイとか。
それで、その声の主を調べて、この人がそうなのかぁと思ったりするわけです。
ただ、この仕事を専門でしている方々は、実のところあまり顔を出したがらないことが多いのです。
声優という仕事も今ではアイドルのような人もいっぱいいますが、一昔前までは顔出しはNGという方は沢山いました。
理由?それは声というのは各個人がイメージしていることが大切だからです。
顔を出してしまうことで声のイメージを変えてしまうことはあまりいいことではないと捉えられているからです。
今でもその思いを持っているナレーション業界の方は少なくはないでしょう。

これからナレーション業界を目指す人へ

今、ナレーション業界を目指す人は何をきっかけに目指そうとしたのでしょうか。
若い人たちに一番わかりやすいのは「声優」というキーワードでしょう。
今や声優はタレントとしても注目され、ネットのニュースでも何らかのカタチで取り上げられるほどの人気の職業となっています。
アニメの専門学校などでもそのコースが設立されたり、注目度は年を追うごとに上がっています。
しかし、そんな人気である仕事であるが故に、それを目指す人たちは多く、多くなればなるほどその成功率は下がることとなります。
昔は声優やナレーションを専門で仕事をする人など多くなく、大抵は劇団員や俳優がそのセリフを任されていたのです。
そういう「ついで」の仕事というイメージだけが残ってしまい、この業界のギャラは今でも相当低く抑えられているようです。

そうです、一旦、そういう金額設定がなされてしまうとなかなか急に上げることもできないのが業界の常識なのです。
そういう過当競争がなされる世界にも関わらず、イメージ優先で志望者が増え続け、なかなか仕事が回ってくるのも大変な現状。
それを打破するためにもきちんとレッスンが受けられることやきちんとネットワークをもっているナレーション会社に所属するのも大切なことと言えます。